彼とは沢山の計画を立てていました。
「季節を思う存分楽しむ!」
という共通の思いを持っていた2人は、
季節ごとの「楽しみ」を色々と話し合っていました。
例えば
春ならば、川があって、土手があってゴロンと横になれる場所を探そう。
夏ならば、砂が熱くなるほどの海で思い切り童心に返ろう。
そんな大まかな「希望」をたてて、細かく場所を絞っていきました。
そんな彼との思い出は、どれも季節感のあるものでした。
その季節が再び巡ってくるたびに
「去年はこんなことをしたね〜♪」
などと話をするのもまた、オススメ出会い系サイト楽しい事・幸せだと感じる事の1つでもありました。
しかし、2人の関係は少しずつ変わっていきました。
もっと側に居たいと思う私と
もっと自分の自由時間が欲しいと思う彼。
互いの思いがずれていく事で、ストレスだと感じるようになっていきました。
「残念だけれど、もうお仕舞なのかもしれないね」
そんな話し合いをして、静かにお別れしました。
どちらかが相手を責めるでもなく、罵り合うわけでもなく
「考え方の相違」
そう受け取った私たちの静かな幕引きでした。
その後、私に急激な寂しさがやってきました。
季節ごとの約束。
いくつも立ち消えになってしまった約束。
そんな事を思うたびに、切なくなって涙が勝手に流れる日々を過ごしていました。